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容姿
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かたち
ふりがな文庫
“
容姿
(
かたち
)” の例文
苟且
(
かりそめ
)
にも
血液
(
けつえき
)
の
循環
(
じゆんくわん
)
が
彼等
(
かれら
)
の
肉體
(
にくたい
)
に
停止
(
ていし
)
されない
限
(
かぎ
)
りは、一
旦
(
たん
)
心
(
こゝろ
)
に
映
(
うつ
)
つた
女
(
をんな
)
の
容姿
(
かたち
)
を
各自
(
かくじ
)
の
胸
(
むね
)
から
消滅
(
せうめつ
)
させることは
不可能
(
ふかのう
)
でなければならぬ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
容姿
(
かたち
)
も
才智
(
ざえ
)
も世にすぐれてめでたき人、面影は誰にも美しい思出を残している女史は、数えれば
六年
(
むとせ
)
前、明治四十三年に三十六歳を年の終りにして
大塚楠緒子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
もとより
容姿
(
かたち
)
のよろしきを
愛
(
め
)
でよろこび、千とせをかけて契るには、
二四五
葛城
(
かつらぎ
)
や
高間
(
たかま
)
の
山
(
やま
)
に
夜
(
よひ
)
々ごとにたつ雲も、
二四六
初瀬の寺の暁の鐘に雨
収
(
をさ
)
まりて
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
その時、顔や
容姿
(
かたち
)
の
化粧
(
たしなみ
)
をするたびに、必ず心の化粧もしてほしいのです。真の化粧とは、心の化粧です。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
その
過
(
あやま
)
てる
所以
(
ゆゑ
)
は、この二柱の神の
容姿
(
かたち
)
いと能く
似
(
の
)
れり。かれここを以ちて過てるなり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
勝れたる
容姿
(
かたち
)
といふにはあらねど、
優形
(
やさがた
)
にて色白く、
黒色
(
くろめ
)
がちなる眼元愛らしければ、これに美しき
服
(
きぬ
)
着せたらんには、天晴れ一個の、可憐嬢とも見ゆるならむが、
身装
(
みなり
)
のあまりに見苦しきと
小むすめ
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
茲にジュギュルタ
更
(
あらた
)
めて、夢の
容姿
(
かたち
)
にあらはれて
ランボオ詩集≪学校時代の詩≫
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
冷寂
(
れいじゃく
)
そのもののような
容姿
(
かたち
)
でながめ上げながら
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
容
常用漢字
小5
部首:⼧
10画
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
“容姿”で始まる語句
容姿端麗
容姿端正
容姿麗
容姿麗美