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去
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さら
ふりがな文庫
“
去
(
さら
)” の例文
人の
凍死
(
こゞえし
)
するも手足の
亀手
(
かゞまる
)
も
陰毒
(
いんどく
)
の
血脉
(
けちみやく
)
を
塞
(
ふさ
)
ぐの也。
俄
(
にはか
)
に
湯火
(
たうくわ
)
の
熱
(
ねつ
)
を以て
温
(
あたゝむ
)
れば
人精
(
じんせい
)
の
気血
(
きけつ
)
をたすけ、
陰毒
(
いんどく
)
一旦
(
いつたん
)
に
解
(
とく
)
るといへども
全
(
まつた
)
く
去
(
さら
)
ず、
陰
(
いん
)
は
陽
(
やう
)
に
勝
(
かた
)
ざるを以て
陽気
(
やうき
)
至
(
いたれ
)
ば
陰毒
(
いんどく
)
肉
(
にく
)
に
暈
(
しみ
)
て
腐
(
くさる
)
也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
絶大の
景色
(
けいしよく
)
に対する時に詞句全く
尽
(
つく
)
るは、即ち「
我
(
われ
)
」の全部既に没了し
去
(
さら
)
れ、恍惚としてわが此にあるか、彼にあるかを知らずなり行くなり。彼は我を
偸
(
ぬす
)
み去るなり、否、我は彼に随ひ行くなり。
松島に於て芭蕉翁を読む
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
老夫
莞爾
(
にこり
)
として
再
(
ふたゝび
)
去
(
さら
)
んとす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
去
常用漢字
小3
部首:⼛
5画
“去”を含む語句
過去
逝去
死去
去来
退去
去年
立去
御逝去
逃去
帰去来
去歳
卒去
去嫌
去來
除去
去冬
薨去
置去
遠去
取去
...