“出養生”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でようじょう70.0%
でやうじやう20.0%
でやうじゆう10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お雪がうるさくなって、病気出養生でようじょうと、東福寺の寺内じないのお寺へ隠れると、手を廻して居どころを突きとめ、友達の小林米謌べいかという人を仲立ちに
モルガンお雪 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
A 其女そのをんなすなは現今げんこん房州ばうしう出養生でやうじやうきみ細君さいくんだね。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
病気びやうきのために、衣絵きぬゑさんが、若手わかて売出うりだしの洋画家やうぐわかであつた、婿君むこぎみと一しよに、鎌倉かまくら出養生でやうじゆうをしてたのは……あとでおもへば、それもさびしい……はるころからつてた。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)