“不養生”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふようじょう80.0%
ふやうじよう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その御心配もおもわずに、よい気になって、不養生ふようじょうばかり遊ばすのは、親不孝でございましょうに」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いずれも関口屋の所有で、その奥の一軒には年造という若い大工の独り者が住んでいたが、若い職人であるから、この時節に酒も飲む、夜歩きもする、その不養生ふようじょうの祟りで疫病神に見舞われた。
半七捕物帳:55 かむろ蛇 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
學士がくしまゆしはめてれはこまつたもの、全体ぜんたい健康じようぶといふたちでなければ時候じこうかはなどはことさら注意ちういせねばるし、おたみどの不養生ふやうじようをさせ給ふな、さてとれもきう白羽しらはちて
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)