“ふようじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不養生66.7%
芙蓉娘16.7%
芙蓉城16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずれも関口屋の所有で、その奥の一軒には年造という若い大工の独り者が住んでいたが、若い職人であるから、この時節に酒も飲む、夜歩きもする、その不養生ふようじょうの祟りで疫病神に見舞われた。
半七捕物帳:55 かむろ蛇 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
あろうことかあるまいことか。当家の深窓しんそうに養われている芙蓉娘ふようじょうとかいう麗人と、逢引きを
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いうまでもなく芙蓉娘ふようじょうであった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「これは、芙蓉城ふようじょうの七郎さまの奥様が、お里がえりをなさるところでございますよ、田舎むすめを若い衆がのぞくようなことをせられては困ります」
瞳人語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)