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六度
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むたび
結婚して六年間に
六度海越えて
故郷を見に
行くと云ひ
居給へるを、思ふ
儘に事する憎き婦人なりと云ひ合へる男達もあるよしに
候。この君の室は
私などの室よりは一階下の食堂の隣に
候。
屈竟なる
壯佼具したるが、
車の
輪も
緩やかに、
彼の
蜘蛛手の
森の
下道を、
訪ふ
人の
家を
尋ね
惱みつと
覺しく、
此處彼處、
紫陽花咲けりと
見る
處、
必ず、
一時ばかりの
間に
六度七度出であひぬ。
“六度”の意味
《名詞》
六 度(ろくど)
六回。
温度、角度を表す単位「度」六つ分の大きさ。
(音楽)楽譜上、2つの音の音程。6個の音を隣同士の高さに順に並べたときの、両端の音の間の音程。
(仏教)六波羅蜜のこと。
(出典:Wiktionary)