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倹
ふりがな文庫
“倹”のいろいろな読み方と例文
旧字:
儉
読み方
割合
つま
55.6%
けん
22.2%
しま
11.1%
つづまやか
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つま
(逆引き)
また、伊勢人は一体に物に
倹
(
つま
)
しく、貨殖の道が
上手
(
じょうず
)
なところから、
嫉
(
ねた
)
み半分にこんな悪名をかぶらせたのだという説もあります。
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
倹(つま)の例文をもっと
(5作品)
見る
けん
(逆引き)
日蓮上人、
為兼卿
(
ためかねきやう
)
、遊女
初君
(
はつきみ
)
等
(
とう
)
の
古跡
(
こせき
)
もたづねばやとおもひしに、越後に入りてのち
気運
(
きうん
)
順
(
じゆん
)
を
失
(
うしな
)
ひ、
年
(
とし
)
稍
(
やゝ
)
倹
(
けん
)
して
穀
(
こく
)
の
価
(
ねだん
)
日々に
躍
(
あがり
)
、
人気
(
じんき
)
穏
(
おだやか
)
ならず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
倹(けん)の例文をもっと
(2作品)
見る
しま
(逆引き)
加之
(
のみならず
)
、
年老
(
としと
)
つた両親と、若い妻と、妹と、生れた許りの
女児
(
をんなのこ
)
と、それに渠を合せて六人の家族は、いかに生活費の
費
(
かか
)
らぬ片田舎とは言へ、又、
倹約家
(
しまりや
)
の母がいかに
倹
(
しま
)
つてみても
足跡
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
倹(しま)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
つづまやか
(逆引き)
一 人の妻と成ては其家を能く
保
(
たもつ
)
べし。妻の行ひ
悪敷
(
あしく
)
放埒なれば家を破る。万事
倹
(
つづまやか
)
にして
費
(
ついえ
)
を
作
(
なす
)
べからず。衣服飲食
抔
(
など
)
も身の分限に随ひ用ひて
奢
(
おごる
)
こと勿れ。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
倹(つづまやか)の例文をもっと
(1作品)
見る
倹
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
“倹”を含む語句
倹約
節倹
倹約家
倹素
倹約人
勤倹
恭倹
節倹家
倹省
倹約心
元倹
勤倹力行
勤倹御趣意
柳浪松崎純倹
温良恭倹譲
賀徳倹
“倹”のふりがなが多い著者
ヘンリー・デイビッド・ソロー
鈴木牧之
山東京山
福沢諭吉
中里介山
谷崎潤一郎
石川啄木
山本周五郎