“倹(けん)” の例文
旧字:儉
日蓮上人、為兼卿(ためかねきやう)、遊女初君(はつきみ)等(とう)の古跡(こせき)もたづねばやとおもひしに、越後に入りてのち気運(きうん)順(じゆん)を失(うしな)ひ、年(とし)稍(やゝ)倹(けん)して穀(こく)の価(ねだん)日々に躍(あがり)、人気(じんき)穏(おだやか)ならず。
日蓮上人、為兼卿(ためかねきやう)、遊女初君(はつきみ)等(とう)の古跡(こせき)もたづねばやとおもひしに、越後に入りてのち気運(きうん)順(じゆん)を失(うしな)ひ、年(とし)稍(やゝ)倹(けん)して穀(こく)の価(ねだん)日々に躍(あがり)、人気(じんき)穏(おだやか)ならず。
心(こゝろ)帰家(かへりたき)にありて風雅(ふうが)をうしなひ、古跡(こせき)をも空(むな)しく過(よぎ)り、惟(たゞ)平々(なみ/\)たる旅人(りよじん)となりて、きゝおよびたる文雅(ぶんが)の人をも剌問(たづね)ざりしは今に遺憾(ゐかん)なり。嗟乎(あゝ)年(とし)の倹(けん)せしをいかんせん。
心(こゝろ)帰家(かへりたき)にありて風雅(ふうが)をうしなひ、古跡(こせき)をも空(むな)しく過(よぎ)り、惟(たゞ)平々(なみ/\)たる旅人(りよじん)となりて、きゝおよびたる文雅(ぶんが)の人をも剌問(たづね)ざりしは今に遺憾(ゐかん)なり。嗟乎(あゝ)年(とし)の倹(けん)せしをいかんせん。