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節倹家
ふりがな文庫
“節倹家”の読み方と例文
読み方
割合
しまつや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しまつや
(逆引き)
節倹家
(
しまつや
)
の八郎右衛門は、その日も一寸した
外出着
(
よそぎ
)
しか着てゐなかつたが、光琳は風流な
金更紗
(
きんさらさ
)
の羽織をはおつて澄ましてゐた。二人は葵橋の
袂
(
たもと
)
に立つて祭の行列を待つてゐた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
それでも先代の
親仁
(
おやじ
)
と言うのが、もう唯今では亡くなりましたが、それが
貴下
(
あなた
)
、小作人ながら大の
節倹家
(
しまつや
)
で、積年の望みで、地面を少しばかり借りましたのが、
私
(
わたくし
)
庵室
(
あんじつ
)
の
背戸
(
せど
)
の地続きで
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
節倹家(しまつや)の例文をもっと
(2作品)
見る
節
常用漢字
小4
部首:⽵
13画
倹
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
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