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伴侶
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みちづれ
ふりがな文庫
“
伴侶
(
みちづれ
)” の例文
冥界
(
めいかい
)
の
伴侶
(
みちづれ
)
か、
墓
(
はか
)
の
相借家
(
あひじやくや
)
か、とまで
怪
(
あや
)
しんだ
二人
(
ふたり
)
の
女
(
をんな
)
が、
別條
(
べつでう
)
なく、
然
(
しか
)
も、
揃
(
そろ
)
つて
美
(
うつく
)
しい
顏
(
かほ
)
を
上
(
あ
)
げて
居
(
ゐ
)
たから。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
我等は十の鬼と共に歩めり、げに兇猛なる
伴侶
(
みちづれ
)
よ、されど聖徒と寺に
浮浪漢
(
ごろつき
)
と
酒肆
(
さかみせ
)
に 一三—一五
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
妙におどけた小さいセエラは、父にとってこそ、なくてはならぬ
伴侶
(
みちづれ
)
だったのです。
小公女
(新字新仮名)
/
フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット
(著)
二
本目
(
ほんめ
)
を
吸
(
す
)
ひつけた
時
(
とき
)
、
彼
(
かれ
)
は
不安
(
ふあん
)
の
念
(
ねん
)
を
禁
(
きん
)
じ
得
(
え
)
ないのであつた。……
不思議
(
ふしぎ
)
な
伴侶
(
みちづれ
)
である。
姿
(
すがた
)
に
色
(
いろ
)
を
凝
(
こ
)
らした、
朦朧
(
もうろう
)
とした
女
(
をんな
)
の
抱合
(
だきあ
)
つた
影
(
かげ
)
は、
汽車
(
きしや
)
に
事變
(
じへん
)
のあるべき
前兆
(
ぜんてう
)
ではないのであらうか。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
蟹五郎
帰途
(
かえり
)
はお池へ
伴侶
(
みちづれ
)
だ。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“伴侶”の意味
《名詞》
伴 侶(はんりょ)
一緒に連れ立つ者。
配偶者。
(出典:Wiktionary)
伴
常用漢字
中学
部首:⼈
7画
侶
常用漢字
中学
部首:⼈
9画
“伴”で始まる語句
伴
伴天連
伴奏
伴立
伴人
伴野
伴船
伴蒿蹊
伴作
伴造