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仙葩
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せんぱ
さては、
高きは
秦嶺也。
昌黎嗟嘆すること
久うして
曰く、
吾今にして
仙葩を
視たり。
汝のために
彼の
詩を
全うせんと。
韓文公が
詩集のうちに、
一封朝奏九重天—
云々とあるもの
則是。
人ありて
能く
我に
學ばば、
同くともに
仙葩を
看ん、と
且つ
歌ひ
且つ
花の
微紅を
噛む。
昌黎敢て
信ぜず。
韓湘又館、
階前の
牡丹叢を
指して
曰く、
今、
根あるのみ。
叔公もし
花を
欲せば、
我乃開かしめん。