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人界
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じんかい
ふりがな文庫
“
人界
(
じんかい
)” の例文
其
(
そ
)
の
次
(
つぎ
)
の
室
(
ま
)
も、
他
(
た
)
は
推
(
お
)
して
知
(
し
)
るべしで、
珍什
(
ちんじふ
)
奇器
(
きき
)
殆
(
ほとん
)
ど
人界
(
じんかい
)
のものにあらず、
一同
(
いちどう
)
呆然
(
ばうぜん
)
として、
口
(
くち
)
を
利
(
き
)
くものある
事
(
こと
)
なし。
画の裡
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
棺
(
ひつぎ
)
の
前
(
まへ
)
に
銀樽
(
ぎんそん
)
一個
(
いつか
)
。
兇賊等
(
きようぞくら
)
爭
(
あらそ
)
つてこれを
飮
(
の
)
むに、
甘
(
あま
)
く
芳
(
かんば
)
しきこと
人界
(
じんかい
)
を
絶
(
ぜつ
)
す。
錦綵寶珠
(
きんさいはうじゆ
)
、
賊等
(
ぞくら
)
やがて
意
(
こゝろ
)
のまゝに
取出
(
とりい
)
だしぬ。さて
見
(
み
)
るに、
玉女
(
ぎよくぢよ
)
が
左
(
ひだり
)
の
手
(
て
)
のくすり
指
(
ゆび
)
に
小
(
ちひ
)
さき
玉
(
たま
)
の
鐶
(
わ
)
を
嵌
(
は
)
めたり。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“人界”の意味
《名詞》
人界(じんかい、にんかい)
(仏教)人間が住む世界。人間界。
(出典:Wiktionary)
“人界”の解説
人界(にんがい、にんかい)とは、仏教の十界の思想で、平凡な人間の生命状態を指す。
平均的な能力・平均的な容姿・平均的な頭脳を与えられる。
過度に欲望にのめりこまないことに心がければ、来世も平均的な能力・平均的な容姿・平均的な頭脳が与えられるだろうという。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
界
常用漢字
小3
部首:⽥
9画
“人”で始まる語句
人
人間
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