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乱舞
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らんぶ
ふりがな文庫
“
乱舞
(
らんぶ
)” の例文
旧字:
亂舞
ふしぎな
独楽
(
こま
)
の
乱舞
(
らんぶ
)
を、かれの
技力
(
ぎりょく
)
かと目をみはる
往来
(
おうらい
)
の人や
行路
(
こうろ
)
の
閑人
(
ひまじん
)
が、そこでバラバラと
銭
(
ぜに
)
や
拍手
(
はくしゅ
)
を投げる。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
階下
(
した
)
の座敷の
放歌
(
ほうか
)
乱舞
(
らんぶ
)
は、夜ふけの静けさとともに高まって、まるで、藤屋を買いきったような騒ぎである。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
久慈たちは、クロクロ島に備付けの怪力線砲の偉力を、
今更
(
いまさら
)
のように知って
乱舞
(
らんぶ
)
のかたちである。
地球要塞
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「さあ、
今年
(
ことし
)
の
冬
(
ふゆ
)
の
踊
(
おど
)
りおさめに、みんながうたって、
騒
(
さわ
)
いでくれ。」と、
一人
(
ひとり
)
の
神
(
かみ
)
が
命令
(
めいれい
)
すると、
風
(
かぜ
)
は、
凱歌
(
がいか
)
をあげ、
幾
(
いく
)
百千
万
(
まん
)
の
波
(
なみ
)
は、
手
(
て
)
をたたいて
乱舞
(
らんぶ
)
し、
黒雲
(
くろくも
)
は、
雷
(
かみなり
)
を
鳴
(
な
)
らして
海の踊り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あまりの奇怪なる器具の
乱舞
(
らんぶ
)
に、東助もヒトミも息をのんで、身動きもしなかった。そのときアルコール・ランプの燃える台の向こうから、例の特長のある咳ばらいが聞えた。
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
舞
常用漢字
中学
部首:⾇
15画
“乱”で始まる語句
乱
乱暴
乱波
乱麻
乱杭
乱箭
乱杭歯
乱髪
乱暴者
乱次