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一議
ふりがな文庫
“一議”の読み方と例文
読み方
割合
いちぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちぎ
(逆引き)
一議
(
いちぎ
)
に及ばず、
草鞋
(
わらじ
)
を上げて、道を左へ
片避
(
かたよ
)
けた、足の底へ、草の根が
柔
(
やわらか
)
に、
葉末
(
はずえ
)
は
脛
(
はぎ
)
を隠したが、
裾
(
すそ
)
を引く
荊
(
いばら
)
もなく、
天地
(
てんち
)
閑
(
かん
)
に、虫の
羽音
(
はおと
)
も聞えぬ。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
一議
(
いちぎ
)
におよばず、貴意に
委
(
まか
)
すといって来た。これでよかろう」
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一議
(
いちぎ
)
に
及
(
およ
)
ばず、
旦那
(
だんな
)
以爲然
(
もつてしかりとした
)
が、
何分
(
なにぶん
)
大枚
(
たいまい
)
の
代物
(
しろもの
)
であるから、
分別
(
ふんべつ
)
隨一
(
ずゐいち
)
と
云
(
い
)
ふ
手代
(
てだい
)
が、
此
(
こ
)
の
使
(
つかひ
)
を
承
(
うけたまは
)
る。と
旦那
(
だんな
)
も
十分
(
じふぶん
)
念
(
ねん
)
を
入
(
い
)
れて、
途中
(
とちう
)
よく
氣
(
き
)
をつけて、
他人
(
たにん
)
には
指
(
ゆび
)
もさゝせるな。
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一議(いちぎ)の例文をもっと
(3作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
議
常用漢字
小4
部首:⾔
20画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
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泉鏡花
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