“一押”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとお50.0%
いちおし25.0%
ひとおし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鞍山站(あんざんてん)から一押(ひとお)しと思った首山堡(しゅざんぽ)が容易に取れない。第一軍も思ったように出ることができない。雨になるか風になるかわからぬうちに、また一日二日と過ぎた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
兎角(とかく)は一押(いちおし)、と何處(どこ)までもついて行(ゆ)くと、其(そ)の艷(えん)なのが莞爾(につこり)して、馭者(ぎよしや)には知(し)らさず、眞白(まつしろ)な手(て)を青(あを)い袖口(そでくち)、ひらりと招(まね)いて莞爾(につこり)した。
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
『脛押(すねおし)か。』と轟大尉(とゞろきたいゐ)は顏(かほ)を顰(しか)めたが、負(ま)けぬ氣(き)の大尉(たいゐ)、何程(なにほど)の事(こと)やあらんと同(おな)じく毛脛(けずね)を現(あら)はして、一押(ひとおし)押(お)したが、『あ痛(い)た、たゝゝゝ。』と後(うしろ)へ飛退(とびの)いて