“をんせんやど”の漢字の書き方と例文
語句割合
温泉宿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、其処そこ温泉宿をんせんやどだ、とをしへて、山間やまあひがけしげつたほそみちへ、……背負せをつてた、たけびた雑木ざうきまきを、身躰からだごとよこにして、ざつとはいつてく。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
湯原ゆがはら温泉宿をんせんやど中西屋なかにしや女中ぢよちゆうである! いまぼくふでつてうち女中ぢよちゆうである! 田舍ゐなか百姓ひやくしやうむすめである! 小田原をだはら大都會だいとくわい心得こゝろえ田舍娘ゐなかむすめ! このむすめぼくつたのは昨年さくねんなつ
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
六八 沓掛くつかけ温泉宿をんせんやど
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)