“りうげん”の漢字の書き方と例文
語句割合
流言100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おもむき京山きやうざんの(蜘蛛くも絲卷いとまき)にえる。……諸葛武侯しよかつぶこう淮陰侯わいいんこうにあらざるものの、流言りうげん智慧ちゑは、いつものくらゐのところらしい。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
このなかを、れてんだあを銀杏いてふ一枝ひとえだが、ざぶり/\とあめそゝいで、波状はじやうちうかたちは、流言りうげんおにつきものがしたやうに
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
如何いか流言りうげんいたねずみでも、オートバイなどでひともなげに駈𢌞かけまはられてはたまらないとおもふと、どしん、どしん、がら/\がらと天井てんじやうつかけ𢌞まはし、どぶなかつてたふ
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
流言りうげんはへ蜚語ひごねずみ、そこらの豫言者よげんしやたいするには、周南先生しうなんせんせい流儀りうぎかぎる。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)