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よろひ
語句 | 割合 |
鎧 | 85.7% |
甲 | 11.9% |
甲胄 | 2.4% |
「その中に、
緋縅の
鎧着たる武者三人、
網代に流れて浮きぬ沈みぬゆられけるを——何とかの
守見給ひて、かくぞ詠じ給ひける。」
篠懸の木よ、總大將が乘る
親船の
帆檣、遠い國の戀に向ふ
孕んだ帆——男の
篠懸は
種子を風に
播く
石弩の如く、
甲を通し腹を刺す——女の
篠懸は
始終東をばかり氣にしてゐて
定業を
瞑想する
ロレ いや、
其語の
鋭鋒を
防ぐ
甲胄を
與さう。
逆境の
甘い
乳ぢゃと
謂ふ
哲學こそは
人の
心の
慰め
草ぢゃ、よしや
追放の
身とならうと。