“やよひしき”の漢字の書き方と例文
語句割合
彌生式100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下部かぶ貝塚かひづかが、普通ふつうので、其上そのうへ彌生式やよひしき貝塚かひづかかさなつてるとか、たしかそんなことであつた。いま雜誌ざつし手元てもといのでくはしくはしるされぬ。
土器どきはやはり日本につぽん彌生式やよひしきちか種類しゆるいのものが普通ふつうでありまして、ときにはめづらしく、だんだら模樣もよう彩色さいしきしたうつくしいものがることもあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
貝塚かひづか彌生式やよひしきこんじたとはうよりも、彌生式土器やよひしきどき貝塚かひづかに、土器どきこんじたとひたいくらゐ分量ぶんりやうである。
かようにふたつの土器どき種類しゆるいがあつて、たがひちがつてゐるのは、これをつくつた民族みんぞく人種じんしゆおなじでないためでありまして、すなはち彌生式やよひしき土器どきは、われ/\日本人につぽんじん祖先そせん石器時代せつきじだいのもので
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
實物じつぶつぬから、勿論もちろん斷定だんてい出來できぬが、たる徳利とくりといふのは、加瀬かせ彌生式やよひしきのと同形どうけい同類どうるゐではなかつたらうか。