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めく
ふりがな文庫
“めく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
捲
37.5%
剥
27.5%
目食
12.5%
飜
5.0%
盲
5.0%
翻
5.0%
回転
2.5%
披
2.5%
青縞
2.5%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
捲
(逆引き)
そして五六歩あるき階段へ廻る廊下の角の
林檎
(
りんご
)
の鉢植の傍まで行くと、老紳士と組んだ腕を解き、右の片手を鉢の縁にかけ、夜会服の
裾
(
すそ
)
を膝まで
捲
(
めく
)
る。
ドーヴィル物語
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
めく(捲)の例文をもっと
(15作品)
見る
剥
(逆引き)
彼は、すばらしい
僥倖
(
ぎょうこう
)
を掴んだ。一念になって、牢の中の石ころを
剥
(
めく
)
っているうちに、一匹の
蟇
(
がま
)
を見つけたのである。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
めく(剥)の例文をもっと
(11作品)
見る
目食
(逆引き)
私が呆れて物も言えずにそれを見ていると、人々は互に
目食
(
めく
)
わせしたりしながら、笑を含んで、そういう私の方を見守っているらしかった。
かげろうの日記
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
めく(目食)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
飜
(逆引き)
『オイ、此本は昌作さんのか?』と頁を
飜
(
めく
)
る。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
めく(飜)の例文をもっと
(2作品)
見る
盲
(逆引き)
上の窓からはちきれそうな顔をして、乳房をぎゅっとつつんだ百姓女が覗いておれば、下の窓からは、仔牛が顔をのぞけたり、豚が
盲
(
めく
)
ら
滅法
(
めっぽう
)
に
鼻面
(
はなづら
)
だけ突きだしている。要するに陳腐な光景である。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
めく(盲)の例文をもっと
(2作品)
見る
翻
(逆引き)
『オイ、此本は昌作さんのか?』と頁を
翻
(
めく
)
る。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
めく(翻)の例文をもっと
(2作品)
見る
回転
(逆引き)
こたびは青年手に持ちし小枝をそっと水に落とせば、小枝は軽く浮かびて
回転
(
めく
)
りつつ、
少女
(
おとめ
)
の手もと近く漂いぬ。
わかれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
めく(回転)の例文をもっと
(1作品)
見る
披
(逆引き)
母はそこのカーテンを
披
(
めく
)
つて、疊の上に日向を作つて冷吉を坐らせて、自分もそこから外を見やるやうであつた。
赤い鳥
(旧字旧仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
めく(披)の例文をもっと
(1作品)
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青縞
(逆引き)
殊に子供の腰揚げが深く、辨財天、毘沙門天、布袋、福祿壽の腰から下が
青縞
(
めく
)
の地にかくれて、裾と足とだけが見えるのは興が深い。
海郷風物記
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
めく(青縞)の例文をもっと
(1作品)
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