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目食
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めく
ふりがな文庫
“
目食
(
めく
)” の例文
この時
小綺麗
(
こぎれい
)
な顔をした、田舎出らしい女中が、
燗
(
かん
)
を附けた
銚子
(
ちょうし
)
を持って来て、障子を開けて出すと主人が女房に
目食
(
めく
)
わせをした。
鼠坂
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
私が呆れて物も言えずにそれを見ていると、人々は互に
目食
(
めく
)
わせしたりしながら、笑を含んで、そういう私の方を見守っているらしかった。
かげろうの日記
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
「おい。不思議な事があるよ。」男はこう云って
目食
(
めく
)
ばせをして女を
側
(
そば
)
へ呼んだ。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
先に這入つた年上の僧が
目食
(
めく
)
はせをすると、
跡
(
あと
)
から這入つた若い僧が五郎兵衛を押し
除
(
の
)
けて
戸締
(
とじまり
)
をした。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
平八郎は一行に
目食
(
めく
)
はせをして、此舟に飛び乗つた。
跡
(
あと
)
から十三人がどや/\と
乗込
(
のりこ
)
んだ。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
戸川は主人に
目食
(
めく
)
わせをした。「いや。大変遅くなった。もうお
暇
(
いとま
)
をします。」
独身
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論