“みづい”の漢字の書き方と例文
語句割合
水入100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然(さ)れば、神樂坂(かぐらざか)へ行(い)きがけに、前刻(さつき)郵便局(いうびんきよく)の前(まへ)あたりで、水入(みづい)らずの夫婦(ふうふ)が散歩(さんぽ)に出(で)たのに、餘(あま)り話(はなし)がないから
山の手小景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
机(つくえ)は有(あ)りふれの白木作(しらきづく)りに白天竺(しろてんぢく)をかけて、勸工塲(くわんこうば)ものゝ筆立(ふでた)てに晋唐小楷(しんとうしようかい)の、栗鼠毛(りつそもう)の、ペンも洋刀(ないふ)も一ツに入(い)れて、首(くび)の缺(か)けた龜(かめ)の子(こ)の水入(みづい)れに、赤墨汁(あかいんき)の瓶(びん)がおし並(なら)び
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
なしければ清兵衞は弟に向ひ長兵衞是は我等が女房なり以後心安(こゝろやす)く頼む又遇々(たま/\)來りしに兄嫁(あによめ)などと思ひ遠慮(ゑんりよ)しては面白(おもしろ)からず平(ひら)に心安くなし呉よ若(もし)供(とも)の衆(しゆ)遠慮(ゑんりよ)があつては惡(わる)い心安く御頼(おたの)み申と兄弟中の水入(みづい)らず献(さし)つ酬(おさ)へつ良(やゝ)暫(しば)し酒宴(しゆえん)にこそは及びけれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)