“みずいれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水入80.0%
水入器20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水入みずいれる水ではない。五六輪の豆菊まめぎくした硝子ガラス小瓶こびんを花ながら傾けて、どっと硯の池に落した水である。さかにり減らした古梅園こばいえんをしきりに動かすと、じゃりじゃり云う。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
死者の口をもひらかしむべき胡蘆ふくべ水入みずいれ
しかし別段庭も空地あきちもないので机場おざにおさまって遊んでいるのだが——まず硯箱すずりばこからしておもちゃ箱に転化させて、水入器みずいれにお花をさす。