“豆菊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まめぎく66.7%
まめ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ま! 見なんし! 見なんし! 豆菊まめぎくさん! 蝶々さん! お半さん! 殿様が御帰りでござんす! 早乙女の御前様が御帰りでありんすよ!」
水入みずいれる水ではない。五六輪の豆菊まめぎくした硝子ガラス小瓶こびんを花ながら傾けて、どっと硯の池に落した水である。さかにり減らした古梅園こばいえんをしきりに動かすと、じゃりじゃり云う。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「おや、豆菊まめちゃんは、見えないね」
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
豆菊まめちゃん」
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)