“まどがは”の漢字の書き方と例文
語句割合
窓側100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし汽車きしやいままさ隧道トンネルくちへさしかからうとしてゐることは、暮色ぼしよくなか枯草かれくさばかりあかる兩側りやうがは山腹さんぷくが、間近まぢか窓側まどがはせまつてたのでも、すぐに合點がてんことであつた。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
下女げぢよれて三にん小人數こにんずだから、このでふにはあま必要ひつえうかんじない御米およねは、東向ひがしむき窓側まどがは何時いつ自分じぶん鏡臺きやうだいいた。宗助そうすけあさきてかほあらつて、めしますと、此所こゝ着物きものへた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)