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ほんぺん
本篇に
於ては
全部これを
活火山と
名づけて
必要のあつた
場合に
休活の
區別をなすことにする。
それなら
本篇は
寧ろT
女の
創作かというに、これも
亦事実に
当てはまっていない。
地震學の
應用によつて
地球の
内部状態が
可なりに
明かるくなつて
來たことは
前にも
述べた
通りであるが、
本篇に
於ては
此方面に
向つて、
前記以上に
深入りしようとは
思はない。
本篇を
集成したるものは
私でありますが、
私自身をその
著者というのは
当らない。
私はただ
入神中のT
女の
口から
発せらるる
言葉を
側で
筆録し、そして
後で
整理したというに
過ぎません。
本篇は
主にこの
注意書に
對する
解釋を
誌したものといつてよいと
思ふ。