“べつ/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
別々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……ね、相談敵手さうだんあひてにした其方そちぢゃが、其方そちわしとはいまからはこゝろ別々べつ/\。……御坊ごばうところすくひをはう。ことみなやぶれても、ぬるちから此身このみる。
とうさんは自分じぶん子供こども時分じぶんと、あの巴且杏はたんきやう時分じぶんとを、別々べつ/\にしておもせないくらゐです。巴且杏はたんきやうすもゝよりおほきく、あぢすもゝのやうにくはありません。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
どこぢやねえや、らと一しよんのせえなんだんべが、別々べつ/\つちやつたな、つまんねえ、餘計よけいぜねなんぞつかつて、らだつてえけえこと手間てまつこんだな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)