“ぶつきよう”の漢字の書き方と例文
語句割合
佛教100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本につぽん古墳こふんつくられた時代じだいをはりのころには、もはや朝鮮ちようせんをへて日本につぽん佛教ぶつきようがはひり、それといつしょにおてら建築けんちくが、だん/\出來できかけてをりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
吉野山よしのやまは、ふるくからずいぶんながく、ぼうさんそのほか修道者しゆどうしやといつて佛教ぶつきよう修行しゆぎようをするひとこもつてゐたことは、あきらかな事實じじつでした。その經驗けいけんから、はじめのうた出來できたのであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
それから六七代ろくしちだいあひだ、かの佛教ぶつきよう日本につぽんにはひつて時分じぶん敏達天皇頃びだつてんのうころまでは、すこかたちちひさくなりましたけれども、やはり御陵ごりようはみな前方後圓ぜんぽうこうえんつかでありました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
かういふ埴輪はにわ人形にんぎようつくつてゐるときに、朝鮮ちようせんから佛教ぶつきようつたはり、お釋迦しやかさま、彌勒みろくさま、觀音かんのんさまのような佛樣ほとけさまぞうちこまれたのですから、おどろいたのはむりもないのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)