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ふとゞき
ふりがな文庫
“ふとゞき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
不届
66.7%
不屆
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不届
(逆引き)
源「そうさ、喧嘩をした事が知れゝば、
己
(
おれ
)
が兄上にそう云うと、兄上は
屹度
(
きっと
)
不届
(
ふとゞき
)
な奴、相助を
暇
(
いとま
)
にしてしまうと仰しゃってお暇に成るだろう」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其の
折
(
おり
)
は御用多端の事で、御用の
間
(
ま
)
を欠き、不取調べをいたし、左様な者を引いてまいり、
上役人
(
かみやくにん
)
の迷惑に相成る事を
仕出
(
しで
)
かし、御用の間を欠き、
不届
(
ふとゞき
)
の至りと有って
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ふとゞき(不届)の例文をもっと
(4作品)
見る
不屆
(逆引き)
ば
誰
(
たれ
)
が
頼
(
たの
)
んで
殺
(
ころ
)
させたるや
汝
(
おの
)
れ三次に頼んで
殺
(
ころ
)
させたれば己れが手を下して殺せしより
猶
(
なほ
)
以
(
もつ
)
て
不屆
(
ふとゞき
)
なり又最前三次と突合せの節三次を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『
此處
(
こゝ
)
は
所
(
ところ
)
も
印度洋
(
インドやう
)
、
其
(
その
)
不屆
(
ふとゞき
)
な
小忰
(
こせがれ
)
めは
何處
(
どこ
)
に
居
(
を
)
る。』と
艦上
(
かんじやう
)
の
速射砲
(
そくしやほう
)
に
眼
(
め
)
を
注
(
そゝ
)
いで
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
以て役人を
欺
(
あざむ
)
く段
不屆
(
ふとゞき
)
千萬なり其の申分甚だ
暗
(
くら
)
く且又
裾
(
すそ
)
の血而已に有らず庭のとび石に
足痕
(
あしあと
)
あるは既に捕手の役人より申立し如く其血を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
其方儀
主人
(
しゆじん
)
庄三郎養子又七
妻
(
つま
)
熊と密通致し
其上
(
そのうへ
)
通
(
とほ
)
り
油町
(
あぶらちやう
)
伊勢屋三郎兵衞方にて
夜盜
(
やたう
)
相働
(
あひはたら
)
き金五百兩
盜
(
ぬす
)
み取り候段
重々
(
ぢゆう/\
)
不屆
(
ふとゞき
)
に
付
(
つき
)
町中
(
まちぢう
)
引廻
(
ひきまは
)
しの上
淺草
(
あさくさ
)
に於て
獄門
(
ごくもん
)
申付くる
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ふとゞき(不屆)の例文をもっと
(2作品)
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