不屆ふとゞき)” の例文
新字:不届
たれたのんでころさせたるやおのれ三次に頼んでころさせたれば己れが手を下して殺せしよりなほもつ不屆ふとゞきなり又最前三次と突合せの節三次を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此處こゝところ印度洋インドやうその不屆ふとゞき小忰こせがれめは何處どこる。』と艦上かんじやう速射砲そくしやほうそゝいで
以て役人をあざむく段不屆ふとゞき千萬なり其の申分甚だくらく且又すその血而已に有らず庭のとび石に足痕あしあとあるは既に捕手の役人より申立し如く其血を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其方儀主人しゆじん庄三郎養子又七つま熊と密通致し其上そのうへとほ油町あぶらちやう伊勢屋三郎兵衞方にて夜盜やたう相働あひはたらき金五百兩ぬすみ取り候段重々ぢゆう/\不屆ふとゞきつき町中まちぢう引廻ひきまはしの上淺草あさくさに於て獄門ごくもん申付くる
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)