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はんしよく
ふりがな文庫
“はんしよく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
繁殖
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
繁殖
(逆引き)
群馬縣は日本唯一の廢娼縣として誇つてゐるが、それは同時に日本第一の私娼窟を
繁殖
(
はんしよく
)
せしめた縣としてまた誇るべき土地である。
天国の記録
(旧字旧仮名)
/
下村千秋
(著)
其
(
そ
)
の
頃
(
ころ
)
は
勘次
(
かんじ
)
の
庭
(
には
)
の
栗
(
くり
)
の
梢
(
こずゑ
)
も、それへ
繁殖
(
はんしよく
)
して
残酷
(
ざんこく
)
に
葉
(
は
)
を
喰
(
く
)
ひ
荒
(
あら
)
す
栗毛蟲
(
くりけむし
)
のやうな
毒々
(
どく/\
)
しい
花
(
はな
)
が
漸
(
やうや
)
く
白
(
しろ
)
く
成
(
な
)
つて
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
つまり
樹木
(
じゆもく
)
は
各々
(
おの/\
)
一
(
いち
)
ばん
適
(
てき
)
する
場所
(
ばしよ
)
にあつてはじめて
完全
(
かんぜん
)
に
繁殖
(
はんしよく
)
することが
出來
(
でき
)
るのです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
丁度
(
ちやうど
)
それは
子孫
(
しそん
)
の
繁殖
(
はんしよく
)
と
自己
(
じこ
)
の
防禦
(
ばうぎよ
)
との
必要
(
ひつえう
)
を
全
(
まつた
)
く
忘
(
わす
)
れさせられた
梨
(
なし
)
の
接木
(
つぎき
)
が、
大
(
おほ
)
きな
刺
(
とげ
)
を
幹
(
みき
)
にも
枝
(
えだ
)
にも
持
(
も
)
たなく
成
(
な
)
つたやうに、
恐怖
(
おそれ
)
が
彼等
(
かれら
)
を
去
(
さ
)
つたのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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