“はなぶさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
花房63.6%
24.2%
花總3.0%
花萼3.0%
花蕚3.0%
3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父が開業をしていたので、花房はなぶさ医学士は卒業する少し前から、休課に父のもとへ来ている間は、代診の真似事まねごとをしていた。
カズイスチカ (新字新仮名) / 森鴎外(著)
彼はまたの名を扇遊とも云って、はなぶさ一蝶とは親友であったが、人を殺した事さえある胆の太い兇悪な男である。
紅白縮緬組 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
なが花總はなぶされて
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
しろがねいろ花萼はなぶさ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
しろがね色の花蕚はなぶさ
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
美徳びとくはふあやまれば惡徳あくとくくわし、惡徳あくとく用處ようしょ威嚴ゐげんしゃうず。この孱弱かよわい、幼稚いとけなはなぶさうちどく宿よどれば藥力やくりきもある、いでは身體中からだぢゅうなぐさむれども、むるときは心臟しんざうともに五くわんころす。