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ちかづく
ふりがな文庫
“ちかづく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
近付
50.0%
近接
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近付
(逆引き)
一 若き時は夫の親類友達
下部
(
しもべ
)
等の
若男
(
わかきおとこ
)
には打解けて
物語
(
ものがたり
)
近付
(
ちかづく
)
べからず。男女の
隔
(
へだて
)
を
固
(
かたく
)
すべし。如何なる用あり共、若男に文など
通
(
かよわ
)
すべからず。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
近付
(
ちかづく
)
に従って、大勢の笑顔と際立った対照を示している一つの真面目くさった顔を発見した。その青ざめた顔は、口をとがらせて、何事か熱心に弁じ立てていた。
白昼夢
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ちかづく(近付)の例文をもっと
(2作品)
見る
近接
(逆引き)
こはかの悪僕八蔵が、泰助に尾し来りて、十分油断したるを計り、
狙撃
(
ねらいうち
)
したりしなり。
僥倖
(
さいわい
)
に鏡を見る時、後に
近接
(
ちかづく
)
曲者映りて、さてはと用心したればこそ身を全うし得たるなれ。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
報
(
つぐ
)
る
遠寺
(
ゑんじ
)
の
鐘
(
かね
)
ガウ/\と
響
(
ひゞ
)
き渡り
最
(
いと
)
凄然
(
ものすご
)
く思はるればさしも
強氣
(
がうき
)
の者共も
小氣味
(
こきみ
)
惡々
(
わる/\
)
足に
任
(
まか
)
せて
歩行
(
あゆむ
)
中
(
うち
)
青
(
あを
)
き火の光り見えければ
彼
(
あれ
)
こそ
燒場
(
やきば
)
の
火影
(
ひかげ
)
ならんと掃部は先に立て行程に
早
(
はや
)
隱亡小屋
(
をんばうごや
)
に
近接
(
ちかづく
)
折柄
(
をりから
)
道の
此方
(
こなた
)
なる
小笹
(
をざさ
)
の
冠
(
かぶ
)
りし
石塔
(
せきたふ
)
の
蔭
(
かげ
)
より一刀
閃
(
ひら
)
りと引拔
稻妻
(
いなづま
)
の如く掃部が向う
脛
(
ずね
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ちかづく(近接)の例文をもっと
(2作品)
見る
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