“たてなほし”の漢字の書き方と例文
語句割合
立直100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
過去くわこ箇月かげつかん國民こくみんが一協力けふりよくして國民經濟こくみんけいざい立直たてなほし努力どりよくして、從來じうらいることの出來できなかつた成績せいせきげたことから推論すゐろんすれば、かならずや日本國にほんこく經濟けいざい基礎きそ打立うちたてゝ、國民こくみん繁榮はんえい
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
それゆゑ政府せいふとしては財界ざいかい立直たてなほしめに財政ざいせい整理緊縮せいりきんしゆく國債こくさい整理せいりをなし他面ためん國民こくみんをして現在げんざい我國經濟界わがくにけいざいかい實情じつじやうつい充分じうぶん自覺じかくをなさしめしかしてきん解禁かいきん決行けつかうせんとしたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
中央ちうあうおよび地方ちはうつうじて政府せいふ財政ざいせい整理緊縮せいりきんしゆく國債こくさい整理せいり前述ぜんじゆつごと決行けつかうしたのであるが、しかしながら日本にほん經濟けいざい立直たてなほしをなし、國際貸借こくさいたいしやく改善かいぜんはかり、いやうへ低落ていらくする爲替相場かはせさうばもともどして
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)