“前述”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜんじゆつ60.0%
ぜんじゅつ20.0%
まへ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
之を土偶どぐうに徴するに、裸体のものり、着服のもの有りて前述ぜんじゆつの諸事中はなはだしき誤無きを證す。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
永住方針で居たが、果して村に踏みとどまるか、東京に帰るか、もっと山へ入るか、分からぬと言うて居ます。其挙句あげく前述ぜんじゅつの通り十年のドウ/\めぐりです。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
竹山の親しく見た野村良吉は、大略あらまし前述まへの様なものであつたが、渠は同宿の人の間に頗る不信用であつた。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)