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そのち
前申せし
通り
短氣の
大旦那さま
頻に
待ちこがれて
大ぢれに
御座候へば、
其地の
御片つけすみ
次第、一日もはやくと申
納候。
今の
分にて
孃さまと
御祝言、
御家督引つぎ
最はや
早きお
歳にはあるまじくと
大賛成に候、さだめしさだめし
其地には
遊しかけの
御用事も
御座候はん
夫れ
等を
然るべく
御取まとめ
(一〇四)此二
説は
其知皆當れり。
然れども
甚しき
者は
戮せられ、
(一〇五)薄き
者は
疑はる。
知の
難きに
非ざる
也。
(一〇六)知に
處する
則ち
難きなり。
昔、
彌子瑕、
衞君に
愛せらる。