“そのち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
其地50.0%
其知50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜん申せしとほ短氣たんき大旦那おほだんなさましきりちこがれておほぢれに御座ござ候へば、其地そのち御片おかたつけすみ次第しだい、一日もはやくと申おさめ候。
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いまぶんにてじようさまと御祝言ごしうげん御家督ごかとくひきつぎはやはやきおとしにはあるまじくと大賛成おほさんせいに候、さだめしさだめし其地そのちにはあそばしかけの御用事ごようじ御座ござ候はんしかるべく御取おとりまとめ
ゆく雲 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
(一〇四)このせつ其知そのちみなあたれり。しかれどもはなはだしきものりくせられ、(一〇五)うすものうたがはる。かたきにあらざるなり(一〇六)しよするすなはかたきなり。むかし彌子瑕びしか衞君ゑいくんあいせらる。