“せり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
73.2%
12.5%
競売5.4%
3.6%
水芹1.8%
1.8%
1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なるほど、二十一歳、身分はなし、年に千二百フラン、ポンメルシー男爵夫人が八百屋やおやに二スーのせりを買いに行こうってわけだな。」
てゝせり呉服ごふくるかげもなかりしが六間間口ろくけんまぐちくろぬり土藏どざうときのまに身代しんだいたちあがりてをとこ二人ふたりうちあに無論むろんいへ相續あととりおとゝには母方はゝかたたえたるせい
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「二つ寄せて三十貫! はっはっはっ、まるで競売せりだ。どうだ、松さん、買うか。」
図311は興味の深い歩橋で、彎曲した桁が一つのせり台から他の迫台へかかり、その上には直径三インチの丸い棒を横にならべ、それを床として、上には土がのせてある。
水芹せり 九三・六〇 二・〇一 〇・一三 三・二二 — 一・〇四
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
金屋仙之助の竺仙ちくせんがある。竹川町のせり呉服商である。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
わっしの町内に万助というせり呉服屋があるんです。
半七捕物帳:27 化け銀杏 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)