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せうぞく
ふりがな文庫
“せうぞく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小賊
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小賊
(逆引き)
指
(
さし
)
て
大膽無敵
(
だいたんふてき
)
の
惡賊
(
あくぞく
)
にして大岡殿
勤役
(
きんやく
)
中四五の
裁許
(
さいきよ
)
なりと世に云
傳
(
つた
)
ふると雖も長庵が
白状
(
はくじやう
)
の
際
(
とき
)
に至り證據人忠兵衞を
怨
(
うら
)
むこと
卑怯
(
ひけふ
)
未練
(
みれん
)
の
小賊
(
せうぞく
)
なり
古語
(
こご
)
に人の知ること
勿
(
なき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
冢
(
つか
)
を
出
(
い
)
でんとするに、
矢
(
や
)
あり、
蝗
(
いなご
)
の
如
(
ごと
)
く
飛
(
と
)
ぶ。
南房
(
なんばう
)
の
人形氏
(
にんぎやうし
)
、
矢繼早
(
やつぎばや
)
に
射
(
い
)
る
處
(
ところ
)
、
小賊
(
せうぞく
)
皆
(
みな
)
倒
(
たふ
)
る。
陽知春
(
やうちしゆん
)
一人
(
いちにん
)
のみ
命
(
いのち
)
を
全
(
まつた
)
うすることを
得
(
え
)
て、
取
(
と
)
り
得
(
え
)
たる
寶貝
(
はうばい
)
は
盡
(
こと/″\
)
くこれを
冢
(
つか
)
に
返
(
かへ
)
す。
官
(
くわん
)
も
亦
(
また
)
後
(
のち
)
、
渠
(
かれ
)
を
許
(
ゆる
)
しつ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
犯
(
をか
)
し行かれしとて思ふ如き鳥も
罹
(
かゝ
)
るまじ
先
(
まづ
)
今日は
罷
(
やめ
)
に致し玉へ手柄は何時でも
成
(
でき
)
る事と
押止
(
おしとゞ
)
めけれど思ひ
込
(
こみ
)
たる左京は更に聞き入れず思立しが吉日なり是非とも參りたしと
強
(
たつ
)
ての
懇望
(
こんまう
)
なれば
然程
(
さほど
)
に思はれなば兎も角もと手下の
小賊
(
せうぞく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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(2作品)
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