トップ
>
じつおや
ふりがな文庫
“じつおや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
実親
66.7%
實親
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実親
(逆引き)
家
(
いえ
)
を立てるまでお達者でおいでなすって下さるようにと思ってる願いが届いて、
汝
(
われ
)
が
実親
(
じつおや
)
の角右衞門だと仰しゃって下せえまして、
私
(
わし
)
何より嬉しく有難うごぜいやす
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と云いかけて
実親
(
じつおや
)
の無慈悲を思うも
臓腑
(
はらわた
)
が
沸
(
にえ
)
かえるほど
忌々
(
いま/\
)
しく恨めしいので、唇が
痙攣
(
ひきつ
)
り、
烟管
(
きせる
)
を持った手がぶる/″\
顫
(
ふる
)
えますから、お柳は心配気に長二の顔を見詰めました。
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
角「騒がないでもいゝ、己が云う所があるから、黙っていろ、
扨
(
さて
)
これは実の
母親
(
おふくろ
)
でござりやす、あんたも
実親
(
じつおや
)
が知んねえから、自分の娘にして居たんだろうから、実親が知れたら
返
(
けえ
)
すだろうねえ」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
じつおや(実親)の例文をもっと
(2作品)
見る
實親
(逆引き)
受出
(
うけいだ
)
し名も千代と
改
(
あらた
)
めて我妻となしけるが
實親
(
じつおや
)
は越後に在るとのこと故彼れが
實家
(
じつか
)
を
尋
(
たづ
)
ねんと此地へ來り
今朝
(
こんてう
)
馬丁
(
うまかた
)
の惡漢が我が妻ちよを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
年明後
(
ねんあけご
)
に
妻
(
つま
)
となし越後に
實親
(
じつおや
)
ありと
探
(
たづ
)
ね行しに同國猿島河原にて
人手
(
ひとで
)
に
掛
(
かゝ
)
り其
首
(
くび
)
をば川下にて
見附
(
みつけ
)
たりと申す然すれば其方どもか
奸計
(
かんけい
)
にて右の
死骸
(
しがい
)
へ
娘
(
むすめ
)
悴
(
せがれ
)
の
着物
(
きるゐ
)
を着せ傳吉を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
取扱
(
とりあつか
)
ひ居候得ば
遊女
(
いうぢよ
)
に付候事は委細に辨へ居候と申にぞ大岡殿
然
(
しか
)
らば
抱
(
かゝ
)
へ
遊
(
いう
)
女文事丁山富事小夜衣の兩人は何人の
周旋
(
せわ
)
にて何れより
抱
(
かゝ
)
へたるや
請人等
(
うけにんとう
)
巨細
(
こさい
)
に申立よと
尋問
(
たづね
)
らるゝに文七丁山事は三河國藤川
在
(
ざい
)
岩井村百姓十兵衞と申
實親
(
じつおや
)
の
判
(
はん
)
にて麹町三丁目
醫師
(
いし
)
長庵儀は右十兵衞の兄なる由にて受人に
相立
(
あひたち
)
召抱
(
めしかゝ
)
へ候又妹小夜衣事は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
じつおや(實親)の例文をもっと
(1作品)
見る