“しやめん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
斜面71.4%
赦免28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山の斜面しやめんに露宿をりしことなればすこしも平坦へいたんの地を得す、為めに横臥わうぐわする能はず、或は蹲踞するあり或はるあり、或は樹株にあしささへてするあり
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
したへ、したへ、けむりして、押分おしわけて、まつこずゑにかゝるとすると、たちままたけむりが、そらへ、そらへとのぼる。斜面しやめん玉女ぎよくぢよむせぶやうで、なやましく、いきぐるしさうであつた。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
筆者は自分と倅英太郎以下の血族との赦免しやめんを願ひたい。もつとも自分は与党よたうられる時には、矢張やはり召し捕つてもらひたい。或は其間そのあひだに自殺するかも知れない。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
赦免しやめんになつて江戸へ歸るのを邪魔し、一人で好い兒にならうとした程の惡黨で御座います。
かく自分と一族とを赦免しやめんして貰ひたい。それから西組与力見習よりきみならひ内山彦次郎うちやまひこじらうと云ふものがある。これは首領ににくまれてゐるから、保護を加へて貰ひたいと云ふのである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)