“しやせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寫生66.7%
写生33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それをこれほど寫生的しやせいてきくには、實物じつぶつによつて寫生しやせいしたのでなければならぬといふことなどが、だん/\わかつてたのみでなく
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
手本てほんもとにして生意氣なまいきにも實物じつぶつ寫生しやせいこゝろみ、さいは自分じぶんたくから一丁ばかりはなれた桑園くはゞたけなか借馬屋しやくばやがあるので、幾度いくたびとなく其處そこうまやかよつた。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
ときなつ最中もなか自分じぶんはたゞ畫板ゑばんひつさげたといふばかり、なにいてにもならん、ひとりぶら/\と野末のずゑた。かつ志村しむらとも寫生しやせい野末のずゑに。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
これは面白おもしろい、彼奴きやつうつしてやらうと、自分じぶん其儘そのまゝ其處そここしおろして、志村しむら其人そのひと寫生しやせいりかゝつた。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
ところでテン太郎 お前の写生しやせいしたを見せてごらん
あれを火星くわせい運河うんがだとして 一つ写生しやせいをしてごらん
それは火星くわせい運河うんが写生しやせいしたぢや