“しゃせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
写生91.7%
謝旌8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
写生しゃせいしたり荒木又右エ門あらきまたえもん仇討あだうちのとこをいて見せたりそしておしまいもうお話を自分でどんどんこさえながらずんずんそれを絵にして書いていきました。
みじかい木ぺん (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
絵の写生しゃせいとこの三つが僕のさびしい生活の慰藉いしゃだなどと前から言っていましたが、このごろじゃ——この夏の試験を失敗してからは、集めた譜はれの奥に入れてしまって
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
しかも左右の旗本とたのんでいた謝旌しゃせいは張苞に討たれてしまうし、李異は矢にあたって逃げるところを、うしろから迫った関興のために
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そちの家には、李異りい謝旌しゃせいという万夫不当な勇将も二人養っているそうだ。大いによかろう、征って来い、なお副将には、老練な虎威こい将軍朱然しゅぜんをつけてやる」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)