“虎威”の読み方と例文
読み方割合
こい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これも将軍の虎威こいによるところと、諸大将相賀して、折ふし猪を猟して、いささか祝宴をひらいております。どうかご主君にも、ご一笑下さいまし」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そちの家には、李異りい謝旌しゃせいという万夫不当な勇将も二人養っているそうだ。大いによかろう、征って来い、なお副将には、老練な虎威こい将軍朱然しゅぜんをつけてやる」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
魏帝は、即座に、彼を前部大先鋒に任じ、また虎威こい将軍の号を以てその職に封じた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)