“しちてんばつたう”のいろいろな漢字の書き方と例文
鐵車は
其樣な
事ではビクともしない、
反對に
獸を
彈飛すと、
百獸の
王樣も
團子のやうに
草の
上を
七顛八倒。
吾等一同はドツと
笑つた。
其の
時分、
大きな
海鼠の
二尺許りなのを
取つて
食べて、
毒に
當つて、
死なないまでに、こはれごはれの
船の
中で、
七顛八倒の
苦痛をしたつて
言ふよ。……まあ、どんな、
心持だつたらうね。
汽車は
倒に
落ちて
留まない。
煙が
濃いのが
岩を
崩して、
泥を
掻き/\、
波のやうな
土を
煽つて、
七轉八倒あがき
悶ゆる。