“二尺許”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にしゃくばか50.0%
にしやくばか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の時分、大きな海鼠なまこ二尺許にしゃくばかりなのを取つて食べて、毒に当つて、死なないまでに、こはれごはれの船の中で、七顛八倒しちてんばっとう苦痛くるしみをしたつて言ふよ。……まあ、どんな、心持こころもちだつたらうね。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
時分じぶんおほきな海鼠なまこ二尺許にしやくばかりなのをつてべて、どくあたつて、なないまでに、こはれごはれのふねなかで、七顛八倒しちてんばつたう苦痛くるしみをしたつてふよ。……まあ、どんな、心持こゝろもちだつたらうね。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)