“にしゃくばか”の漢字の書き方と例文
語句割合
二尺許100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の時分、大きな海鼠なまこ二尺許にしゃくばかりなのを取つて食べて、毒に当つて、死なないまでに、こはれごはれの船の中で、七顛八倒しちてんばっとう苦痛くるしみをしたつて言ふよ。……まあ、どんな、心持こころもちだつたらうね。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)