“さうちう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
叢中50.0%
藪中50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然(しか)りと雖も前途(ぜんと)嶮(けん)益(ます/\)嶮(けん)にして、人跡猶(なほ)未到の地(ち)、果(はた)して予定に違(ちが)はざるなきや、之を思(おも)へば一喜一憂交々(こも/\)到(いた)る、万艱を排(はい)して前進(ぜんしん)し野猪の勇(ゆう)を之れ貴(たつと)ぶのみと、一行又熊笹(くまささ)の叢中(さうちう)に頭を没(ぼつ)して
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
途中(とちう)大なる蝮蛇(まむし)の路傍に蜿蜒(えん/\)たるあり、之を逐(お)へば忽ち叢中(さうちう)に隠(かく)る、警察署の小使某独(ひと)り叢中に分(わ)け入(い)り、生擒(せいきん)して右手に提(ひつさ)げ来(きた)る、衆其巧(たく)に服(ふく)す、此に於て河岸に出でて火を焚(た)き蝮の皮(かわ)を剥(は)ぎ
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
行(ゆ)くこと未(いま)だ幾干(いくばく)ならず、予に先むじて駈込(かけこ)みたる犬は奥深く進みて見えずなりしが、哬呀(あなや)何事(なにごと)の起(おこ)りしぞ、乳虎(にうこ)一声(いつせい)高く吠えて藪中(さうちう)俄(にはか)に物騒(ものさわ)がし
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)