“さいあい”の漢字の書き方と例文
語句割合
最愛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成程なるほどわたくし今朝けさ未明みめい櫻木大佐等さくらぎたいさらともいへつたのは、少年せうねんやすらかなるゆめむすんでつたあひだで、其後そのゝち目醒めざめたかれは、いつもとちがひわたくし姿すがたえず、また最愛さいあい稻妻いなづまらぬので
おきては別莊守べつそうもりの夫婦ふうふのみなれど最愛さいあいむすめ病氣びやうきとのことなり本宅ほんたくよりの使つかたへければことによそへて杉原すぎはらのことはするに本宅かしこにも此頃このごろさらにまゐたまはずといふるにてもなんとしたまひしにや我心わがこゝろ
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
あら、青む最愛さいあいびとよ。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)