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いとをし
ふりがな文庫
“いとをし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
最惜
75.0%
最愛
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最惜
(逆引き)
養ふ事
夫
(
をつと
)
の世に在し時よりも
厚
(
あつ
)
かりしかば姑女の思ひけるは
嫁
(
よめ
)
は
未
(
いまだ
)
年若くして
鰥
(
やもめ
)
となり一人の子供もなきに
久敷
(
ひさしく
)
我に事へて孝行成は嬉けれども
斯
(
かく
)
て年寄ば頼む方もなくならんこそ
最惜
(
いとをし
)
けれ孝行なる嫁の
志操
(
こゝろざし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
然
(
しか
)
も
其
(
そ
)
の
労力
(
らうりよく
)
に
仕払
(
しはら
)
ふべき、
報酬
(
はうしう
)
の
量
(
りやう
)
の
莫大
(
ばくだい
)
なるに
苦
(
くるし
)
んで、
生命
(
いのち
)
にも
代
(
か
)
へて
最惜
(
いとをし
)
む
恋人
(
こひびと
)
を
仮
(
かり
)
に
奪
(
うば
)
ふて、
交換
(
かうくわん
)
すべき
条件
(
でうけん
)
に
充
(
あ
)
つる
人質
(
ひとじち
)
と
為
(
し
)
たに
相違
(
さうゐ
)
ない。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いとをし(最惜)の例文をもっと
(3作品)
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最愛
(逆引き)
我命にも換へて
最愛
(
いとをし
)
みし人は
芥
(
あくた
)
の如く我を
悪
(
にく
)
めるよ。恨は彼の骨に徹し、
憤
(
いかり
)
は彼の胸を
劈
(
つんざ
)
きて、ほとほと身も世も忘れたる貫一は、あはれ奸婦の肉を
啖
(
くら
)
ひて、この
熱膓
(
ねつちよう
)
を
冷
(
さま
)
さんとも思へり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
いとをし(最愛)の例文をもっと
(1作品)
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