“こはだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
木肌26.3%
木膚26.3%
小鰭15.8%
樹肌10.5%
江鰶10.5%
古波陀5.3%
強田5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百日紅さるすべりなめ木肌こはだのこぼれ日は花咲き足らひいとどしき搖れ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
百日紅さるすべりなめ木肌こはだのこぼれ日は花咲き足らひいとどしき揺れ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
赤松の直立すぐたつ見ればあきらけく正面まともの西日木膚こはだ照らせり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
赤松の直立すぐたつ見ればあきらけく正面まともの西日木膚こはだ照らせり
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「じゃあ……」といって、僕はその紙包みを開いて、台の上に載せた。鮪も小鰭こはだも鳥貝も、みなぺちゃんこになっていた。
深夜の市長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「処をまた還俗さしてあげるから、もとッこだわね。可哀相に……そのかわり小鰭こはだの鮨を売りやしないか。」
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ところが、この頃になつて急に樹に元気がなくなつたので、うした事かと、よく調べてみると、隣りの旅籠屋はたごやから出入ではひりする馬車のせゐで、車の肩が突き当る度に、樹肌こはだが擦りむけてゐたのだと判つた。
かへでの枝に松潜まつくゞりに似た小さな鳥が飛んで来て、そそくさと樹肌こはだつついてゐたが、それいたといつた風に、ひよいと此方こちらむきに向き直つて、珍らしさうにきよろづきながら唖のやうに黙りこくつてゐる。
茸の香 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
鳥追の声はさらなり、武家のつゞきて町に遠所には江鰶こはだすしたひのすしとうる声今もあり、春めくもの也。
鮨売すしうりの粋な売声では、例の江鰶こはだの鮨売などは、生粋きっすいの江戸前でしたろう。
江戸か東京か (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
遠い國の古波陀こはだのお孃さんを、
遠い國の古波陀こはだのお孃さんが、
前の歌に、強田こはだとあったのと同じである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)